緑井メンタルクリニック,広島市,安佐南区,心療内科,緑井駅

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全般性不安障害

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全般性不安障害…長期にわたる不安の正体とは

全般性不安障害とは、「長引く不安」という意味です。国際的な診断基準では、症状が6カ月以上続くことを目安としています。しかし、病像が典型的な場合は6カ月にこだわるべきでないと、私は個人的に考えています。そうしないと、発病から6カ月経つまでは診断ができないことになります。
その症状とは、以下のようなものです。
慢性的な不安、過敏、緊張、落ち着きのなさ、イライラ、集中困難などの精神症状と、筋肉の緊張、首や肩のこり、頭痛・頭重、震え、動悸)、息苦しさ、めまい、頻尿、下痢または嘔気、疲れやすい、不眠などの多様な身体症状(不定愁訴)がみられます。
では、その原因は何でしょうか?
「不安障害」というのだから、不安が強い方が発病しやすいのは事実です。何らかの精神的なショック、心配ごと、悩み、ストレスなど、精神的原因と思われる出来事のあることもあります。しかし、そのような出来事がまったくないこともあります。また、過労、睡眠不足、風邪など、一般的な身体的悪条件がきっかけで発症することもあります。余談ですが、風邪を軽くみてはいけません。風邪は、体だけでなく心にも重大な影響を及ぼすことがあります。
多くの場合、日常生活上のさまざまなストレスを背景に、いつのまにか発症しているというのが普通です。
経過は慢性で、日常生活のストレスの影響を受け、よくなったり悪くなったりしながら多くの場合何年にもわたって続きます。途中から、気分が沈んでうつ状態となり、うつ病に移行することもあります。

検査と診断

診断は、先に述べた症状と経過の特徴からなされ、検査で特別な異常はみられません。身体疾患を除外するための検査(尿、血液、心電図、X線、超音波など一般内科的検査)が行われ、これらの検査で症状に見合う異常が見つからない場合に診断が確定します。

治療の方法

薬物療法と精神療法があります。
薬物としては、抗不安薬(クロチアゼパム、ジアゼパム、メレックス、タンドスピロンなど)が、よく用いられます。症状と関連のある日常生活上の悩みやストレスについて、医師に相談しアドバイスを受けるなどの精神療法が行われます。
気分が憂うつであったり、生活意欲が低下したりした時は、抗うつ薬(セルトラリン、レクサプロ)が有効なこともあります。深呼吸や筋弛緩を用いたリラクセーション法や、有酸素運動は有効で、自分で行うことができます。